夏のキャンプは自然の中でのびのびと遊べる絶好の機会ですが、気温が高く暑さが厳しいため、子供の暑さ対策がとても重要です。
しっかりと準備をしておかないと、熱中症や脱水症状のリスクが高まり、楽しいはずのキャンプが、熱中症で台無しに…なんてことにならないように!
そこで今回は、夏キャンプに何度も行っている我が家の経験をもとに、「子供の暑さ対策」と「持っていくべきアイテム」を詳しくご紹介します。
- 夏キャンプの暑さ対策で子供が注意すること
- 夏キャンプを快適に楽しむためのコツ
- 夜間の気温対策と快適な睡眠を確保するポイント
夏キャンプの暑さ対策で子供が注意すること!
夏キャンプの暑さ対策で子供がいる家庭が注意することは以下の4つです。
- 熱中症対策
- 日焼け対策
- 脱水症状
熱中症対策を徹底する
夏キャンプで最も気を付けたいのが熱中症です。
特に子供は大人より体温調整が苦手なため、こまめな水分補給や適度な休憩が必要です。
- 水分補給をこまめにする(スポーツドリンクや麦茶を活用)
- 帽子をかぶる(つばが広く通気性の良いものを選ぶ)
- 休憩を意識する(日陰やタープの下で適度に休む)
- 冷却アイテムを活用する(冷却タオルやネッククーラー)
- 気温の高い時間帯(10時~15時)は外遊びを控える
- 通気性の良い服装を選ぶ(汗をかいてもすぐ乾く素材)
- 寝る前に体を冷やしておく(ぬるめのシャワーや濡れタオルを活用)
私の家では、「30分ごとに水を飲む」「日陰で休憩する時間を決める」など、ルールを決めて子供たちと共有しています。
特に遊びに夢中になると休憩を忘れがちなので、大人がしっかりと声をかけることが大切です。
また、夜間も暑さが残る場合は、テント内の温度管理も重要です。扇風機を使ったり、寝る前に冷却タオルを活用すると快適に眠れます。
さらに、テント内の通気性を確保するためにメッシュ付きのテントを選ぶ、テントの入り口を開けておくなどの工夫も効果的です。
日焼け対策も忘れずに!
夏キャンプの暑さ対策子供にとって、日焼けを防ぐことも重要です。
特に子供は肌が敏感なので、しっかり守ってあげましょう!
- UVカットの長袖シャツを着用(通気性の良い素材を選ぶ)
- 日焼け止めをこまめに塗る(2~3時間ごとに塗り直し)
- サングラスを活用する(目の日焼けも防ぐ!)
- 日傘やタープで直射日光を避ける
- 日焼け後のケアをする(アロエジェルや保湿ローションで肌を整える)
- 紫外線対策用の帽子を活用する(UVカット機能付きのものを選ぶ)
日焼け対策を怠ると、翌日以降に肌の赤みや痛みが出てしまい、キャンプを楽しめなくなってしまいます。
UVカット機能のある衣類や帽子を活用することで、直接日差しを浴びるのを防ぐことができます。
特に首元や耳の裏、足の甲などは日焼けしやすい部分なので注意が必要です。
長袖の薄手の服を選べば、涼しさを保ちつつ紫外線対策も可能になります。
脱水症状を防ぐ
夏キャンプでは、子供の脱水症状を防ぐために、こまめな水分補給がとても大切です。
気温が高くなると、知らないうちに汗をかき、水分が不足しがちになります。
- 水を飲む習慣をつける(喉が渇く前に飲むことを意識)
- スポーツドリンクや経口補水液を活用(汗で失われる電解質を補給)
- 果物やスープを食事に取り入れる(水分補給+栄養補給)
- 水筒を持ち歩き、飲みやすい環境を作る
- ジュースや炭酸飲料よりも水やお茶を選ぶ
- 冷たすぎる飲み物は避け、適度に冷えたものを飲む
- キャンプ中の遊びの合間に水分補給の時間を設ける
- 子供が飲みやすいストロー付きのボトルを活用する
私たちの家では、暑さ対策として水分補給は、最も大切なことだと強く感じています。
スポーツドリンクや麦茶など、電解質を含む飲み物を常備しておくことにしました。
特に子供たちは体が小さく、体温調節が難しいので、意識して水分を取らせることが本当に重要です。
実際、私の子供たちもスポーツドリンクが大好きなので、積極的に飲んでくれました。
「今日は暑いからしっかり飲もうね」と声をかけると、喜んで飲む姿を見ると、親としても安心します。
また、水分だけでなく、塩分やミネラルも同時に補給できるように、スイカやキュウリ、梅干しなどの食材を取り入れるのもおすすめです。
脱水症状が進行すると、頭痛やめまい、意識障害を引き起こすこともあります。
「まだ大丈夫」と思わず、意識的に水分補給をすることが大切です。
体調管理にも注意
体調管理アイテム
・体温計と冷却シート
・虫刺されを防ぐ虫除けスプレーとかゆみ止め
・常備薬やばんそうこう
子供は体調を崩しやすいので、思いがけず熱が出てしまうこともあります。
そんな時に体温計や熱さまシートがあれば簡易的にでも処置ができます。
また、蜂や毒性のある虫に刺される可能性もある為、虫除け対策も必要です。
虫に、刺されたところを掻きむしって悪化させると楽しめないので対策が必要です。
夏キャンプの暑さ対策あると便利グッズ
夏キャンプの暑さ対策子供にとって、快適に過ごすためには適切なグッズの準備が欠かせません。
- 冷却タオル:水に濡らして使うとひんやり感が続く!
- ネッククーラー:首元を冷やすと全身の体温が下がりやすいのでおすすめ!
- 携帯扇風機:充電式でどこでも使えて、テント内の風通しにも◎
- ソーラー充電器:電源がないキャンプ場でも、扇風機やスマホの充電に使える!
- ポータブル冷蔵庫
- スポットクーラー
- ミストスプレー:肌に吹きかけると気化熱で涼しく感じる!
- 保冷剤入りクッション:座っているとじんわり冷たく快適!
- 冷えた飲み物を持ち運べる保冷ボトル
私のおすすめは「充電式扇風機」です!
軽量でコンパクトなので持ち運びも楽々。昼寝の時や食事中など、いろんなシーンで活躍するので、夏キャンプには欠かせません。
また、冷蔵機能のあるクーラーBOXは暑さ対策にもってこいのアイテムだと思っています。
保冷剤やペットボトルを凍らせて持って行っても暑さですぐに溶けてしまうので、ある程度冷えを維持できる機能性が高いクーラーBOXはマストアイテムです。
また、最近では夏の暑い時期にスポットクーラーをテントに入れている人もちらほら見かけます。
我が家は、扇風機やサーキュレーターでなんとか乗り切っていますが、蒸し蒸しジメジメした環境では楽しめないので、そんな人は持参してみるのもおすすめです。
夏キャンプの暑さ対策でのテント作りのコツ
夏キャンプでは、テント内が暑くなりすぎると子供がぐったりしてしまい、楽しい時間が台無しになってしまいます。
テントの設営場所や工夫次第で、涼しく快適に過ごせる空間を作ることが可能です。
設営場所は風通しが良く直射日光を避ける
テントを設営する場所選びが、暑さ対策の第一歩です。
風が通らず日差しが強い場所にテントを設営すると、室内の温度が一気に上昇してしまいます。
できるだけ自然の涼しさを活かしながら、快適な環境を作りましょう。
- 木陰や風通しの良い場所を選ぶ(木の下や川辺の近くがおすすめ)
- 日差しが強い時間帯を避けて設営する(午前中の早い時間に設営する)
- 風向きを考えて入り口を配置する(風が抜けやすい方向に入り口を向ける)
- 地面の温度が上がりにくい芝生や土の上に設営する
特に、アスファルトや砂利の上にテントを張ると地面の熱がこもり、夜になっても暑さが残るため注意が必要です。
通気性を高める
夏キャンプの暑さ対策で子供が快適に過ごすためには、テント内の温度を下げる工夫が重要です。
風が入るように通気性を良くし、できるだけテント内に熱がこもらないようにしましょう。
- テントの入り口と窓を開けて風を通す
- メッシュタイプのテントを選び、虫除けしながら換気する
- 扇風機やハンディファンを使って空気を循環させる
- 冷却シートをテントの床に敷き、地面の熱を遮断する
また、テントの周りに打ち水をすることで、気化熱を利用して周囲の温度を下げることができます。
タープやシェードを活用
夏の強い日差しを直接テントに当てると、テント内の温度が一気に上がってしまいます。
日よけをしっかりと作ることで、涼しい空間を確保しましょう。
- テントの上にタープを張る(直射日光を防ぎ、日陰を作る)
- 銀マットをテントの上にかぶせて遮熱する
- 風通しの良いシェードを活用する(空気の流れを妨げないものを選ぶ)
タープは必要
タープやシェードを活用することで、テントの温度上昇を防ぎ、快適な環境を作ることができます。 タープは、夏のキャンプには欠かせないアイテムです。
私もタープを使うようになってから、キャンプの快適さが格段に向上しました。 特に子供たちは、日陰で遊べる場所が増えたことで、より自由にキャンプを楽しめるようになりました。
また、タープは突然の雨にも対応できるので、天候が不安定な夏場には非常に便利です。 私の場合、一度激しい夕立に見舞われたことがありましたが、タープのおかげで濡れることなく過ごせました。
タープを設置する際は、風通しの良い場所を選び、高さを調整して影を作る範囲を広げるようにすると良いです。
メッシュテントを活用
メッシュテントは、通気性が高く、夏のキャンプに最適なテントです。
メッシュ素材のおかげで風が通り抜けるため、テント内が蒸し暑くならず、快適に過ごすことができます。
私も初めてメッシュテントを使ったとき、その快適さに驚きました。
さらに、メッシュテントは虫除け効果もあり、蚊やハエなどの侵入を防ぐことができます。
私の家族は虫が苦手なので、メッシュテントのおかげで夜も安心して眠れました。
星空を眺めながら眠れるのも魅力の一つで、子供たちも大喜びでした。
設置場所は、風通しが良く、地面が平らな場所を選ぶとより快適に過ごせます。
寝るときの暑さ対策
夏キャンプの夜は、昼間の熱がこもりやすく、寝苦しさを感じることもあります。
快適に眠るためには、寝具や冷却アイテムを活用してしっかりと暑さ対策をしましょう。
快適な睡眠のためのポイント
- 冷却ジェルマットやクールシートを敷く(ひんやりとした感触で寝苦しさを軽減)
- 薄手の寝袋やタオルケットを使用する(蒸れにくく通気性の良いものを選ぶ)
- 凍らせたペットボトルを寝袋の近くに置いて涼を取る
- 通気性の良い枕を使う(冷感素材やメッシュ素材の枕がおすすめ)
寝る前に汗を拭き取り、サラッとした状態で休むことで、快適に眠ることができます。
夏キャンプは時期や温度差に注意!
夏キャンプを計画する際は、行く時期や気温の変化に注意することが重要です。
特に昼と夜の温度差が大きい地域では、子供の体調管理が難しくなるため、慎重に準備を進める必要があります。
最適な時期を選び、気温の変化に対応できるアイテムを揃えることで、安全で快適なキャンプを楽しめます。
夏キャンプはいつがベスト?
夏キャンプの時期は、気温が安定していて過ごしやすい7月中旬から8月上旬が最適です。
こればっかりは、キャンプする場所や時期によっても違いますが、我が家の住んでいる北海道でいうと7月上旬から中旬は昼間は過ごしやすく、夜は少し肌寒いこともあります。
夜も暑すぎない為比較的快適に眠れるので、キャンプをするには理想的な環境が整っています。
ただし、8月のお盆の時期は混雑しやすい上に、標高が高いキャンプ場では朝晩の冷え込みがあるため注意が必要です。
朝梅雨がテント内に染みて冷たいこともありました。
気を付けるポイントとして、以下の点を確認しましょう。
- 事前に天気予報をチェックし、台風や大雨のリスクが低い日を選ぶ
- 高地のキャンプ場は8月でも冷え込むことがあるため、防寒対策をする
- 子供の体力を考え、無理のないスケジュールで計画する
このようなポイントを押さえておくことで、快適にキャンプを楽しむことができます。
昼と夜の温度差に注意!
夏キャンプでは、昼間は30℃を超えることもありますが、夜になると15℃前後まで気温が下がることがあります。
特に標高が高い場所では、昼間は暑くても夜は肌寒く感じることが多く、子供は体温調節が未熟なため、急な冷え込みに対応できるように準備を整えることが大切です。
- 長袖のパジャマや薄手のフリースを用意し、冷え込んだらすぐに着せる
- 地面からの冷えを防ぐために厚手のマットやシュラフ(寝袋)を使う
- 夜中に気温が下がることを想定し、ブランケットや湯たんぽを準備する
昼間の暑さだけでなく、夜の寒さにも対応できる準備をすることで、子供が快適に過ごせる環境を作れます。
夏キャンプの暑さ対策子供のおすすめアイテム!まとめ
夏キャンプは、暑さ対策をしっかりと行えば、子供も大人も楽しめる素晴らしいアウトドア体験になります。
充電式扇風機や冷えマクラ、クールタオル、ネッククーラーなどのアイテムを活用し、快適なキャンプを楽しんでください。
また、タープやメッシュテントを利用して日陰を作ることで、さらに快適な環境を整えられます。
暑い日は特に、子供たちの体調に注意しながら、楽しい夏キャンプをお過ごしくださいね。
私も家族と一緒に、今年の夏も快適なキャンプを楽しむ予定です。
これからも、皆さんのキャンプ体験が素晴らしいものになるように、私の経験がお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
また遊びに来てくださいね!
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