子育てをしていると、避けて通れないのが「ママ友」との関係。
気の合うママ友がいれば心強いですが、一方でトラブルに発展するケースも少なくありません。
特に最近では、SNSが関係を悪化させる要因になることも。
ママ友のグループラインに参加している人は多いですよね。
子育て歴10年以上でママ友トラブルというほどのトラブルはなかった私にも過去に何度か「自分の存在って…」ということがありました。
この記事では、ママ友トラブルの実例やSNSでの落とし穴、そして回避するための注意点を詳しく解説します。
- グループラインでどんな時に無視と感じる?
- グループラインで疎外感や孤立を感じたときの解決策
- グループラインでトラブルを回避する注意点
ママ友グループLINEで自分だけ無視されていると感じた時!
ママ友とのグループLINEで自分だけ返信がない、既読スルーが続くと感じると、不安やストレスが募りますよね。
そこで、よくあるケースや対処法を紹介します。
- 他のママ同士だけで盛り上がっている
- 自分だけお誘いがこない
- 既読無視が続く
- いつの間にか別のグループができている
他のママ同士だけで盛り上がっている
子どもが幼稚園の時の話です。
息子が幼稚園に入園して、同じクラスのママ2人と仲良くなり、3人でグループLINEを作りました。
最初は、子供についてのことでやりとりすることが多くなり、そのうちに親だけでランチをしたりする仲になってました。
ある日、私は「子どもを連れて○○公園に行こうと思ってるんだけど、よかったら一緒にどう?」とメッセージを送りました。でも、1時間経っても既読のまま返信なし。
「忙しいのかな?」と思っていたら、その数時間後、もう1人のママが全く関係ない話題を投稿。すると、もう1人がすぐに「そうそう!私も思った!」と盛り上がり始めました。
…え?私のメッセージは?
完全にスルーされたまま、公園の話題には誰も触れず、そのまま会話は別の話題へ。
最初は「自分だけハブられてる?」と気にしていましたが、無理に話題を振るのはやめて、しばらく流れを見守ることにしました。
会話に入りたいときは、話題が盛り上がっているところに「楽しそう!」「今度行ってみたい!」と軽く乗る程度にしました。
自分だけお誘いがこない
ある日、仲良くしていたママたちが「この前のランチ楽しかったね!」と話しているのを聞いてしまいました。「え?ランチなんてあったの?」驚いて聞くも、〇〇ちゃん(私)は忙しいかなと思って声かけなかったの」と言われてしまいます。

忙しくて行けるか分かんなくてもとりあえず仲間なら確認ぐらいしてよと思いました。
ランチに行ったこともあわよくば隠せると思っていたのでしょうか…。
この頃から、このグループママ達には疑念をいだくように。
既読無視が続く
既読無視できる人は、なかなかの強者ですよね。
私は、あからさまな既読無視はないのですが、「どうでもいいやつ認定」されている感はグループラインから読み取ることができますよね。
あるママ友3人グループラインでの話です。明らかにもう一人のママと仲良くしたい感が伝わってくるメッセージばかりおくるママがいるので、私が送るメッセージには一切コメントなしか、適当。
もう一人のママのメッセージはすぐに敏感に反応しています。
グループLINEで何気なく「この前の行事、楽しかったですね!」と送ってみるも、既読スルー…。
他のママが送ったメッセージには「そうだね!」「楽しかった!」と返信するママ友が一人います。
客観的にみると、笑えるママ友ですよね。
いつの間にか別のグループができている
あるグループでのこと。ある日、幼稚園の行事のことで「○○ちゃんも一緒に行こ!!」と何気なく誘ったら「〇〇ちゃん達と一緒に行くんだ!!」とい言われました。どうやら、私を抜いた他メンバーとさらにグループラインを作っていて、いつもはそっちでワイワイしていたようです。凄く気の合う友達と思っていただけに、自分だけがいないグループラインができていたことにショック。
そのママは、罪悪感もないような感じで話してくれたので、私のことは気にしていないのだと思います。
私も薄々気が付いてはいましたが、現実を知るとやっぱり少しショックでした。
ママ友グループでの疎外感や孤立を感じたときの解決策
ママ友付き合いは、子どもの成長とともに変化するもの。
とはいえ、グループ内での疎外感や孤立を感じると、日常がストレスに感じてしまいますよね。
ここでは、具体的な解決策を紹介します。
無理に入り込もうとせず、距離を取る
もし「このグループにいても居心地が悪い」と感じるなら、無理に関わろうとせず、少し距離を取るのもアリです。
ママ友関係は子どもの関係がベースなので、必ずしも親同士が仲良くする必要はありません。
たとえば、グループラインの返信を控えめにしたり、最低限の会話にとどめたりすることも一つの方法です。
ママ友関係は、子ども同士のつながりがメイン。
親同士が無理に仲良くする必要はありません。
深入りせず、一歩引いて関わることで、心の負担を減らせます。
他の気の合うママを探す
ママ友グループは1つだけではありません。他のママと自然に仲良くなるチャンスを探すのもおすすめ。
★習い事の送り迎え →「よく会いますね」と話しかける
★公園でよく会うママ →「この遊具、子どもたちお気に入りですよね」など自然な会話から
★学校や保育園の行事 →「うちの子、〇〇が苦手で…」など子どもに関する話題を振る
特定のグループにこだわらず、新しい繋がりを意識すると、気が合う人と自然に仲良くなれます。
また、他で楽しみを見つけると、ストレスを抱えてなで繋がっていたママ友との関係を一歩引いた目で見ることができるのであっさりした関係がきずけます。
自分主導で企画してみる
誘われないなら、自分から「ランチしませんか?」と誘ってみるのも手。
ただし、すでにできているグループを無理に誘うのではなく、話しやすいママと少人数で企画するのがコツ。
- 少人数(2~3人)で誘う → 大人数より気楽
- 共通の話題を作る → 「最近こんなことあったんだけど…」と話を振りやすい
- LINEグループを作らない → 固定化せず、気楽に集まれるようにする
無理に大きなグループを作る必要はありません。「ちょっとお茶しない?」くらいの気軽な関係を作るのがコツです。
小さな集まりから広げていくことで、気楽に付き合える関係が作れます。
SNSやLINEグループに振り回されない
SNSでは「いいね」やコメントの有無が人間関係に影響を与えることも。
「あの人の投稿にはいいねをしているのに、私のにはしてくれない」と不満を感じることがあります。
LINEの既読スルーや、SNSの投稿で疎外感を感じるなら、あえて見ないようにするのも大切。
- 「いいね」の数を気にしすぎる → SNSはあくまで気軽に楽しむもの
- LINEの既読スルーで落ち込む → 返信を強要しない、自分も無理に即レスしない
- グループLINEの会話についていけない → すべての話題に入る必要はないと割り切る
「自分に関係ない話は気にしない」と割り切ることで、心の負担が減ります。
最悪のときは「ママ友関係は期間限定」と考える
ママ友はあくまで「子どものための関係」。
子どもが成長すれば自然と関係も変わっていきます。
★こう考えると楽になる★
- 「いまだけの付き合い」と割り切る
- 最低限の関わりにとどめる(挨拶+αの会話でOK)
- 本当に信頼できる友人は、子どもが成長しても続く
「ママ友はたくさんいなくてもいい」「気楽に付き合える人が1人でもいれば十分」と思うことで、心が軽くなります。
もしどうしても合わないなら、「いまだけの付き合い」と考え、最低限の関わりにとどめるのも1つの方法です。
大事なのは、自分が無理をしないこと。
▶賢いママほど群れない理由!優秀な子の母親は群れないは本当か?
ママ友グループラインのトラブルを回避する注意点
ママ友グループLINEは、ちょっとした言葉や行動でトラブルになることもあります。
スムーズに関係を続けるために、以下の注意点を意識すると良いですよ。
スタンプだけで会話を終わらせない
メッセージに対して、スタンプのみの返信は「冷たい」「スルーされた?」と誤解されることも。
短くても「ありがとう」「了解しました!」など、言葉で返すのがベターです。
深夜や早朝のメッセージはNG
通知音が気になる人もいるので、遅い時間や早朝の送信は控えましょう。
緊急でない場合は、9:00〜21:00くらいの時間帯に送るのが無難です。
長文や頻繁な投稿は避ける
個人的な話や日常のつぶやきなど、グループと関係ない話を長々と送るのはNG。
あくまで「情報共有の場」と考えて、簡潔に要点を伝えるようにしましょう。
返信を急かさない
「みんな見てるのに誰も返信くれない…」と焦って、「既読ついてますか?」「〇〇さんどう思います?」と催促するのは避けるべき。
忙しくてすぐに返せない人もいるので、気長に待つのがマナーです。
個別の話題は1対1のトークで
例えば「この前のランチ楽しかったね!」という話題をグループで出すと、「誘われてない…」と感じる人がいるかも。
個人的な話は、1対1のトークでやり取りするのがベターです。
返信が遅くても気にしすぎない
既読スルーや返信が遅いと、「私、嫌われてる?」と不安になることも。
でも、「忙しくて見てないだけ」と割り切るのが大事です。
LINEの返信速度に神経質にならないようにしましょう。
トラブルが起きそうな話題は避ける
ママ友の間で、「家庭の経済事情」「子どもの成績」「ママ同士の噂話」などは、火種になりやすい話題。
グループLINEでは、できるだけ触れないのが無難です。
まとめ
ママ友との関係は、子育てをする上で重要なものですが、一歩間違えるとストレスの原因にもなります。
特にSNSの使い方には注意が必要で、「ちょっとした投稿」が大きなトラブルを引き起こすことも。
ママ友関係で悩んでいる方は、無理をせず自分らしく付き合うことを心がけましょう。
SNSはあくまで便利なツールの一つ。
適切な距離感を保ち、トラブルを避けるようにしましょう。
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