「頭のいい子は生まれつきか?」という疑問を抱く親御さんは多いのではないでしょうか?
そんな私自身も、自分の子どもが幼い頃は「この子はどんなふうに成長するのだろう?」「どうせなら賢い子に育ってほしい」と切実に考え、他の子どもと比べて落ち込むこともありました。
これは、生まれながらに持っている地頭に関係しているのか?
そこで、この記事では「頭のいい子は生まれつきなのか?」というテーマについて、我が家の子供3人をみて感じたことををまとめていこうと思います。
頭のいい子は本当に「生まれつき」なの?
「頭の良さ」は生まれつきの要素と育ちの要素の両方が影響していると言われています。
確かに、我が家の子供たちをみても、親である両親の遺伝的な要素は大きいと感じています。
なんと、知能の約45%は遺伝によるものと言われることも。
でも、遺伝だけではなく、もちろん環境や育て方も非常に重要だったとも思っています。
まず、「頭がいい」というのは学力だけでなく、好奇心や集中力、コミュニケーション能力の高さなど多面的な特徴があると感じています。
これは地頭に関係すると思っていて、「頭の回転が速い」、「柔軟性が高い力」だったり、「理解力の高い子」だったり、「コミュニケーション能力が高い子」だったり、本当にさまざまです。
私も子どもを育てている中で、「この子の好奇心や集中力は生まれつきなのか、それとも私たち親の関わりが影響しているのか」と考えることが何度もありました。
頭の良さには、生まれつきの遺伝的要素ももちろんあると思いますが、親の関わり方や育った環境も大きな役割を果たしていると感じています。
私の体験からも、幼少期にどんなサポートをするかが、その後の成長に大きな影響を与えると実感しています。
頭のいい子に幼少期に見られる特徴とは?
頭のいい子の幼少期には、いくつかの特徴的な行動が見られるとよく言われます。
好奇心旺盛で、何にでも「なぜ?どうして?」と質問する姿はその一例だそうです。
私の子どもも、小さな頃からさまざまなことに興味を示し、時には「そんなところまで考えてるの?」と驚かされることが何度もありました。
つい先日は、幼稚園の子供と次のような会話をしました。
私:「夕日であの場所だけ明るいね。」
子供:「オレンジいろだよ!」
私:「そうだね!オレンジ色だね。」
子供:「どうして空がオレンジなの?」
夕方の空を見て「どうして空がオレンジなの?」と質問されましたが、正しく説明してあげられる知識が私にはなかったんです。
けれど、「わからないから後でね」ではなく、子供が疑問に思ったその瞬間に、一緒に考えたり、実験で確かめたりすることで、自然と「知りたい」という気持ちが育つように感じます。
とにかく、私が持っている知識が正解とも限らないので、YouTubeには助けられましたし、子供と一緒に学習したり正解を調べたりして、できるだけ子どもの疑問にすぐに応えてあげるようにしています。
また、好きな遊びや作業は子供って没頭するのもなのでその時に集中力が育ちやすいと感じています。
私の子どもも、ブロック遊びに夢中になり、何時間も自分だけの作品を作り上げる姿をよく見かけました。
集中力を育むために、「途中でやめなさい」と言わず、満足するまで取り組ませる時間を大切にすることが重要だと思います。
私の場合は、子供が集中している間は「何をしているの?」とか「こうしてみたら?」などついつい一緒にやってしまいがちだった一人目の時とは真逆の、いい意味での放置を2人目は実践してみました。
声をかけてしまうと、子供の集中力が途切れてしまいますし、私は子供が自分の頭で考える訓練みたいな時間にもしたかったんですよね。
私の行いが良かったかどうかはわかりませんが、1人目より2人目の子の方が集中力が高く、小さい頃から好きで続けていたことも飽きずに続けてくれています。
頭のいい子の親の関わり方とは?
「頭のいい子」に育てたいと思う親ができることは、特別な教育法ではなく、日々の接し方や環境づくりにあります。
私自身も、自分が子どもにどのように接するかは意識して育てています。
例えば、本を読むことは親として意識して取り入れてきた習慣です。
子どもと一緒に本を選び、「今日はどんなお話かな?」と興味を持たせながら読み聞かせをすると、子どもの言葉の力や想像力が育まれていると感じます。
本を通じて新しい言葉や世界を知ることで、自然と学ぶことの楽しさも伝わっているようです。
また、本ではなく親の私が考えたお話しも聞かせたりしていましたし、子供が自分で考えたお話しもお互いに聞かせあったりしてコミュニケーションをとったり、親としての興味を示す姿勢も大事ですよね。
親子で共有できる楽しみが増えるだけでなく、学ぶ意欲も高まり、私は良かったなと思っています。
まとめ
「頭のいい子は生まれつきなのか?」について、私自身の体験から感じたことは、生まれつきの要素は確かにあるが、それだけではないということです。
自分の子でも、同じように育ててもその子によって性格が違うように、与える環境でその子の能力や才能は藻場してあげる事ができます。
日々の生活の中で、親がどのように子どもに接し、どんな環境を作ってあげるかが大事になってくると感じています。
最後までご覧いただきありがとうございました。