年長のタイミングで転園することについて、「かわいそう」「馴染めないのでは?」と不安を感じる親御さんも多いと思います。
私自身も、子どもが年長の時に転園を経験しました。
この記事では、私自身が体験した「子供が新しい園で友達が一人もいない」という厳しい状況にどう対応したか、またその中で学んだ教訓をお伝えします。
特に、お子さんが友達を作るためのサポートや、親としてできることについて具体的にご紹介します。
- 年長で転園はかわいそう?
- 年長で転園時に馴染むための対策4つ
- 年長で転園友達はいつできる?
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年長での転園は本当にかわいそう?
「年長での転園はかわいそう」と感じる親の気持ちはとても自然な感情ですよね。
長い間一緒に過ごしてきた友達と離れたり、慣れ親しんだ先生や場所を離れることは、子どもにとっても大きな変化なのでストレスにもなります。
私も、引っ越しに伴って子どもを転園させることを決めた時、同じように「かわいそう」と感じました。
特に、年長という重要な時期に、新しい環境に適応できるのか不安がありました。
しかし、私の場合、転園はかわいそうなことだけではありませんでした。
子どもにとっては、新しい友達や経験が待っているというプラスの面もたくさんあったからです。
最初はもちろん不安そうだった子供も、自分なりに新しい幼稚園で少しずつ友達を作り始め、楽しもうとしている姿をみて、逞しくおもったものです。
年長で転園時に馴染むための対策4つ!
では、年長で転園した子どもが新しい環境にスムーズに馴染むためには、どうすればよいのでしょうか?
私が経験から学んだポイントをいくつか紹介します。
子どもとしっかりコミュニケーションを取る
転園に対して不安を抱くのは親だけでなく、子どもも同じです。
私の場合、転園については事前にしっかり話し合いました。
「新しい幼稚園にはどんな友達がいるかな?」
「先生はどんな人だろう?」
と、ポジティブなイメージを持たせるように工夫しました。
また、転園後も毎日幼稚園での様子を聞き、感じたことや不安をしっかり受け止めました。
新しい幼稚園に慣れるまで時間をかける
新しい環境に慣れるには、子どもそれぞれのペースがあります。
私も、最初の頃は無理に友達を作らせようとせず、少しずつ幼稚園に馴染んでいけるよう見守りました。
転園後しばらくは、子どもが「幼稚園に行きたくない」と言った時には、無理に送り出さず、気持ちを落ち着かせるための時間を大切にしました。
親同士のコミュニケーションを大切にする
転園後、私が意識したのは親同士のコミュニケーションです。
新しい幼稚園では、最初は誰も知り合いがいないため、他の親御さんとの交流を積極的に行いました。
イベントや送り迎えの際に声をかけたり、簡単な会話を交わすことで、子ども同士も親しみを持つことができる環境を作りました。
新しい友達と遊ぶ機会を作る
転園してしばらくすると、少しずつ子どもが新しい友達を作り始めました。
その時に私は、友達と一緒に遊ぶ機会を作るように心掛けました。
休日に公園で遊ぶ約束をしたり、家に友達を招いたりして、親密な関係を築くサポートをしました。
これにより、子どもは一層安心して新しい幼稚園に通うことができました。
年長で転園友達はいつできる?我が家の体験
まず、私が一番気にしていたのが、「転園先での孤立感」でした。
年長といえば、すでに仲の良いお友達同士でのグループが出来上がっている頃です。
新参者は、なかなかグループに入れず寂しい思いをすることを不安に思っていたんです。
新しい園に入ってから友達が一人もいないという状況は、子どもにとって精神的によくないと思わずにはいられませんよね。
大人でも非常にストレスフルになります。
当時の子供の様子として、園では、イベント事に子供達の写真をとってくれますよね?
その時に、我が家の子供が他の子の輪にも入れずに一人でなんとも言えない表情でお弁当を食べていた写真を見た時は、とっても悲しい気持ちになり泣きそうになりました。
でも、そんな心配は時間とともに解決してくれます。
うちの子はどちらかというと消極的なタイプの子ですが、それでも仲の良いお友達はたくさんできました。
年長での転園を考える時のポイントとタイミング!
転園のタイミングや方法は、家族や子どもにとって最適な選択をすることが大切です。
年長という時期は、小学校に向けた準備が本格化する時期でもあります。
転園に対する不安がある場合は、事前に以下のポイントを考慮することが大切です。
転園先の幼稚園や保育園の選定は慎重に
引っ越し先での幼稚園や保育園選びは、可能な限り早めに行うことが重要です。
新しい園がどのような教育方針を持っているのか、また子どもが安心して通える環境が整っているかをしっかり確認しましょう。
早めの引っ越し・転園を検討する
もし可能であれば、年度の途中での転園を考えましょう。
例えば、年長の後半ではなく、前半に転園を済ませることで、子どもが新しい環境に慣れる時間を確保し、小学校入学時にスムーズに移行できるようにします。
年明けから卒園までの時期は、特に忙しくなる時期です。
卒園式やお別れ会、小学校準備などが重なるため、この時期に転園すると、子どもが新しい環境に慣れるための時間が限られ、精神的な負担が大きくなる可能性があります。
子供としっかり話し合う
引っ越しに向けて、子どもと一緒に引っ越し先についてたくさん話をしました。
私の場合、子どもがまだ年長だったため、できるだけ前向きに捉えさせるよう心掛けました。
引っ越し先の学校や遊び場の写真を見せたり、新しい場所での楽しみについて話し合ったりしました。
また、飛行機に乗るという特別な体験も、ポジティブなイベントとして子どもに伝えるようにしました。
「飛行機に乗って冒険するんだよ!」というように、楽しみな部分を強調しました。
もちろん、心の中では不安が大きかったのですが、親が不安を感じていると子どもにもその不安が伝わってしまいます。
ですので、できるだけポジティブな態度を保つことを意識しました。
年長での転園がもたらすメリットとは?
年長での転園はデメリットだけでなく、メリットも多いです。
例えば、新しい場所での生活は、新しい刺激や経験を通じて子どもの成長を促すことがあります。
私自身も、転園を通じて子どもが新しい友達と遊んだり、今までにない活動に参加することで、さらに積極的になっていく様子を見ました。
新しい先生や友達との関わりを通じて、社交性や適応力が強化されたように感じます。
また、小学校入学前に新しい環境に適応できることは、入学後の学校生活にもスムーズに移行できるという大きなメリットがあります。
私の子どもも、新しい幼稚園での経験を通じて、初めての場所でも自信を持って行動できるようになりました。
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まとめ
しかし、私自身の経験から言えることは、子どもに寄り添いながら一歩一歩前に進むことが大切だということです。
新しい環境での友達作りや適応には時間がかかる子もいますが、大半が1ヶ月~2ヶ月かからないで新しい生活に慣れている子が多いように思います。
焦らずにサポートし続けることで、子どもは確実に成長していきますし、我が家の子供の心は逞しく成長しているように感じています。
この記事を通じて、同じような状況に直面している親御さんが少しでも安心し、適切なサポートができるようになることを願っています。