WEBライターって、自宅でできるお仕事なので子供がいる主婦には人気のお仕事です。
最近ではWEBライターの求人募集を目にすることも多くなってきて私にもできるかも!!
そんな気持ちで応募してみた経験があります。
実際に面接して担当の方に詳しくお話しを聞いた結果、WEBライターに求められるスキルはどんなものだったか、結論を先にいうと私が甘かった!!というのが感想です。
そこで今回は、WEBライターって誰でもなれるの?
実際に面接を受けたからわかったWEBライターに求められるスキルについて、どんな人ならWEBライターとして活躍できるのかを解説していきます。
- WEBライターは誰でもなれる?
- WEBライター面接で聞かることは?
- WEBライターに求められるスキルは?
- WEBライターに向いている人は?
Webライターは誰でもなれるの?
結論から言うと、Webライターは特別な資格や学歴がなくても、誰でも始めることができます。
実際に、主婦や会社員、副業希望の学生など、さまざまな人が挑戦しています。
Webライターの仕事内容は、主に「指定されたテーマに沿って記事を書くこと」です。
クライアントから「商品紹介の記事を書いてほしい」や「SEO対策されたコラムを作ってほしい」といった依頼を受け、それに基づいて文章を構成し、納品します。
ジャンルはビジネス、健康、育児、美容、ガジェットなど多岐にわたり、自分の得意分野で活躍することも可能です。
必要なのはパソコンとネット環境、そして「文章を書く意欲」だけです。
ただし「誰でもスタートはできる」一方で、「続けて稼ぎ続けられる人」と「途中でやめてしまう人」に分かれるのも事実です。
その差を分けるのは、文章力や専門知識だけでなく、継続力・自己管理・学ぶ姿勢といった要素です。
Webライターに必要なスキル
未経験でも始められますが、最低限押さえておきたいスキルがあります。
- 基本的な文章力
 読者が理解しやすいように「簡潔でわかりやすい文」を書く力。
- リサーチ力
 信頼できる情報を集め、整理してまとめる力。
- SEOの基礎知識
 検索結果に上位表示されるために、キーワードを意識した書き方が求められる。
- 納期を守る力
 信頼を得るために欠かせない基本。
具体的な作業内容としては、まずリサーチを行い、情報を集めます。
次に構成案を作成し、見出しや文章の流れを決めてから執筆に入ります。
執筆後は、誤字脱字や文章の流れをチェックして、最終的に納品します。
納品後にクライアントから修正依頼があることもあるため、柔軟に対応する力も必要です。
また、SEOの知識が求められる場合も多く、「検索意図を理解して、読者にとって有益な記事を書く」ことが評価されます。
これらは実際に案件をこなしながら少しずつ身につけられるため、最初から完璧である必要はありません。
仕事は在宅で完結できるため、時間や場所に縛られずに働けるのも魅力のひとつです。
WEBライター面接で聞かれたこと!
WEBライターのお仕事は自宅でできるため、面接ももちろん自宅でオンラインで行いました。
WEBカメラを設置して行いましたが、私は事前に面接用のカンペを壁に貼り付けて挑みましたが結局そのカンペは意味がありませんでした。
理由は以下にまとめておきます。
スキルや経歴は重視されなかった
面接の場では意外なことに、「ライティングスキル」や「これまでの仕事経験」についてはほとんど聞かれませんでした。
一般的にWebライターの面接ではSEOライティングの経験や経歴が注目される印象ですが、今回の面接ではそうした点は確認されませんでした。
つまり、実績やスキルをアピールする場というより、クライアントの方針や記事の進め方に沿えるかどうかが重要視されていると感じました。
得意ジャンルよりも専門性とリサーチ力
得意ジャンルについても質問されることはなく、むしろ「書いてほしい記事の内容を理解し、専門的な視点からリサーチしてまとめられるか」という点が求められていました。
ジャンルの経験や興味よりも、与えられたテーマを的確に掘り下げ、客観的なデータや一次情報を基に記事を作れるスキルが重視されるということです。
ライター自身の好みより、クライアントのニーズを満たす力が必要だと感じました。
AIを使わず環境にも配慮できるか
記事を書く際には「AIを使ってはならない」と明確に伝えられました。
さらに驚いたのは、「完全に別室で、誰の目にも触れない環境で記事を書けるか」と確認された点です。
情報の取り扱いに細心の注意を払う姿勢が求められていると感じました。
単なる執筆スキルではなく、コンテンツの信頼性やセキュリティへの意識までチェックされているのだと実感しました。
納期と執筆条件は明確
納期については具体的に「1記事を5日以内に提出」という条件が提示されました。
また、文字数もクライアントやテーマによりさまざまで、7000文字~8000文字の場合もあるとか…。
クライアントが求めるペースが明確に決められているため、自己管理能力が強く求められます。
これは「できそうです」と曖昧に答えるのではなく、実際の執筆ペースを把握し、確実に納品できると伝える必要があると痛感しました。
信頼関係を築くうえで、納期遵守が最重要視されているのは間違いありません。
データ活用記事を書けるかが鍵
最後に、クライアントが特に重視していたのは「コラム記事よりも、グラフや統計データを用いた記事を書ける人」であるという点でした。
感覚的な文章や体験談ではなく、客観的データを分析・整理し、わかりやすく伝える力が評価対象になります。
文章力だけでなく、数字や情報を扱うリサーチ力、さらに視覚的に表現するスキルが求められていました。
面接を通じてわかったのは、Webライターの採用では必ずしもスキルや経歴が問われるわけではない、ということです。
それよりも、クライアントが求める記事を専門的な視点でリサーチし、客観的なデータをもとに執筆できるかどうかが大きなポイントでした。
また、AIを使わないことや執筆環境への配慮、納期を確実に守る姿勢なども重視されていました。
つまり、ライター個人の得意分野や文章力以上に、「信頼できるパートナー」としての姿勢と対応力が求められているのです。
Webライターに向いている人・向いていない人
向いている人
- コツコツ作業が苦にならない
- 調べるのが好き
- 納期や約束を守れる
- 客観的に文章を書ける
向いていない人
- 文章を書くのが苦痛
- 自己管理ができない
- 調べものが嫌い
- フィードバックを受け入れられない
Webライターは在宅で始めやすい仕事ですが、全員に向いているわけではありません。
まず1つ目に「文章を書くのが嫌いな人」。
当然ながら、日々文字に向き合う仕事なので、苦痛を感じる人には不向きです。
2つ目は「自己管理が苦手な人」。
納期を守るためには、スケジュール管理が不可欠です。
3つ目は「フィードバックを素直に受け取れない人」。
ライティングでは修正がつきもので、成長するには改善意識が必要です。
4つ目は「人の意見を聞かずに我流を貫く人」。
クライアントの意図に沿った文章が求められるため、柔軟さがないと苦戦します。
5つ目は「調べものが嫌いな人」。
Webライティングでは情報収集が大切なので、面倒に感じる人は苦労します。
6つ目は「孤独が苦手な人」。
基本的には一人での作業が多く、コミュニケーションが少ない環境です。
そして7つ目、「即効性を求めすぎる人」。
収入が安定するには時間がかかることも多く、コツコツ積み上げる姿勢がないと挫折しやすいでしょう。
これらに該当する場合は、向き不向きを見極めた上で工夫が必要です。
「誰でもなれる」けれど、上記に当てはまるかどうかで向き不向きが分かれます。
Webライター未経験で始める方法
Webライターになるために特別な資格や学歴は必要ありません。
未経験からでも始められるのが魅力です。
まずは、クラウドソーシングサイト(例:クラウドワークス、ランサーズ)に登録し、小さな案件にチャレンジしてみましょう。
最初は単価が低くても、実績を積むことが重要です。
未経験かから始める方法
クラウドソーシングに登録する
 クラウドワークスやランサーズなどで初心者案件に挑戦する。
ポートフォリオを作る
 noteやブログで自分の記事を公開しておくと、信頼度が上がる。
実績を積む
 低単価でも数をこなして経験を積むことで、単価交渉がしやすくなる。
専門分野を見つける
 美容、金融、ITなど得意分野を持つと案件が取りやすくなる。
スキルを磨く
 SEOや文章術を学び、より高単価案件を狙えるようにする。
案件ごとに求められるテーマを理解し、丁寧な文章を心がけることで評価が上がっていきます。
次のステップとしては、SEOや構成スキルなど、より専門的なスキルを学ぶのが効果的です。
無料のブログサービスを使って、自分の文章を発信するのも良い練習になります。
ポートフォリオを整えて、営業にも活用できます。
また、Webライター講座やオンラインスクールに通うのも一つの方法です。
さらに、SNSで発信することで仲間を作ったり、直接仕事を得るチャンスも増えます。
大切なのは、「書く」ことを習慣化し、継続的にスキルアップを目指す姿勢です。
Webライターは自分のペースで成長できる職種なので、コツコツ続けることで確実にステップアップが可能です。
Webライターと個人ブログの違い
結論としては、個人ブログを書いているだけでは「Webライター」とは呼ばれないことが多いです。
なぜなら「Webライター」という言葉は、他人や企業から依頼されて記事を書く仕事をする人を指すからです。
Webライター=依頼を受けて報酬を得る仕事
個人ブログ=自分のために記事を書く活動
ただし、個人ブログで発信することは Webライティング(文章力やSEOのスキル)を磨く最高の練習になります。
「個人ブログの経験」は、Webライターを目指す上で大きな武器になり、WEBライターの求人に応募すると受かりやすくなるため、まずは個人ブログから初めてみるのもありですね。
Webライター
- クライアント(企業や個人)から依頼を受けて記事を書く人
- 依頼主のメディアやサイトに掲載される
- 報酬は「文字単価」「記事単価」などで支払われる
自分が書いた記事やコラムが大手メディアサイトに掲載されるのは名誉のあることですよね!
個人ブログ運営者
- 自分のブログに記事を書く人
- 自分が“発注者”でもあり“ライター”でもある
- 報酬は広告収入やアフィリエイト収入
まとめ:Webライターは誰でも始められるが、継続できるかがカギ
Webライターは、学歴や資格に関係なく誰でも挑戦できます。
しかし、続けて成果を出せるかどうかは、文章力やスキルよりも「継続力」と「学び続ける姿勢」にかかっています。
「本当に自分にできるかな?」と迷っている方は、まずはクラウドソーシングで小さな案件に挑戦してみましょう。
行動することでしか見えないことがあり、その一歩がライターへの道を切り開いてくれます。

