学研教室に通っているものの、「教材が簡単すぎるのでは?」「このまま続けても学力は伸びるの?」と感じていませんか?
子どもがプリントをすらすら解いていたり、学校で習った内容ばかりに取り組んでいたりすると、もっと難しい問題に挑戦させたほうがよいのでは、と気になりますよね。
ただ、簡単な問題を繰り返すことにも、基礎を定着させるという意味があります。
問題が簡単だからといって、必ずしも学研教室に通う意味がないとは限りません。
大切なのは、問題が簡単に解けることと、子どもの学習目標に合っていることを分けて考えることです。
この記事では、学研教室の教材が簡単すぎると感じる理由や、繰り返し学習の意味、教材の難易度を見直したいときの対処法を紹介します。
学研教室の教材が簡単すぎると感じる3つの理由
1. 学校で習った内容の復習が中心になっている
学校ですでに学習した内容を繰り返していると、「同じような問題ばかりで簡単すぎる」と感じることがあります。
特に、学校の授業をよく理解している子や、家庭でもドリルなどに取り組んでいる子は、教室のプリントをすぐに解き終えることがあるでしょう。
しかし、一度正解できた問題でも、時間がたつと忘れてしまったり、問題の形式が変わると間違えたりする場合があります。
同じ内容を復習することが目的なら、繰り返し学習にも意味があります。
一方、基本問題を正確に解けていて、少し形式が変わった問題にも対応できているなら、現在の教材が物足りなく感じられる可能性があります。
2. 子どもの理解度に対して教材の難易度が合っていない
学校の授業をよく理解している子や、家庭で先取り学習をしている子は、現在取り組んでいる教材が簡単に感じられることがあります。
例えば、次のような様子が続いている場合は、教材の進度や難易度を確認してみてもよいでしょう。
- 問題をほとんど迷わず解き終える
- 基本問題の正答率が高く、解き方も理解している
- 同じような問題の繰り返しに物足りなさを感じている
- 本人がもっと難しい問題に挑戦したがっている
ただし、問題を早く解けることだけで、学習内容を完全に理解しているとは判断できません。
例えば、計算問題はすらすら解けても、文章題になると式を立てられないことがあります。
問題を解く速さだけでなく、なぜその答えになるのかを説明できるか、少し違う形式の問題にも対応できるかを確認してみましょう。
3. 保護者が期待する学習内容と違っている
「塾に通うなら学校より先に進んでほしい」「もっと難しい問題に挑戦してほしい」と期待していると、基礎を重視した学習に物足りなさを感じることがあります。
特に、学校のテストで高得点を取っている子の場合、保護者としては、さらに上のレベルを目指してほしいと思うこともあるでしょう。
ここで考えたいのは、学研教室に何を求めているかという点です。
基礎学力を安定させ、学習習慣を身につけることが目的なのか、それとも応用問題や受験対策を中心に取り組みたいのかによって、適した学習方法は変わります。
教材が簡単すぎると感じたら、子どもの学力だけでなく、現在の学習目標と教室の指導内容が合っているかも確認してみましょう。
学研教室の教材が簡単でも、繰り返し学習する意味はある?
教材が簡単に感じられると、「このまま同じような問題を解き続けて、本当に力がつくのだろうか」と疑問に思うかもしれません。
学研教室では、理解した内容を定着させるため、繰り返し学習を取り入れています。公式案内でも、同じ教材を時間を置いて繰り返し学習する方法が紹介されています。
繰り返し解くことで、基礎が定着しやすくなる
算数の計算や国語の漢字などは、一度できるようになっても、時間がたつと忘れてしまうことがあります。
そのため、一度正解したから終わりにするのではなく、繰り返し取り組むことで、知識や技能を定着させることが大切です。
例えば、計算方法を理解していても、問題によって解き方が曖昧になったり、計算ミスが増えたりすることがあります。
同じ種類の問題を繰り返すことで、解き方を確認しながら、正確に解く力を身につけやすくなります。
ただし、繰り返せば必ず学力が伸びるわけではありません。子どもがどこまで理解できているかを確認しながら進めることが重要です。
100点を取れていても、復習する意味はある
学校のテストで100点を取っていると、「もうできるのだから、次の内容に進んだほうがよいのでは」と感じることもあるでしょう。
確かに、基本問題を十分に理解し、少し応用した問題にも対応できているなら、さらに学習内容を広げることも検討できます。
一方、テストで100点を取れていても、その単元を使った応用問題や、時間がたってから出題される問題にも対応できるとは限りません。
大切なのは、点数だけで判断するのではなく、理解した内容を別の問題でも使えるかを確認することです。
同じ問題を繰り返すことに意味があるかどうかは、子どもの理解度や次に目指したい学習目標によって変わります。
基礎が十分に身についているなら、次の段階も考える
基本的な問題を正確に解けていて、解き方も理解できている場合は、応用問題や先取り学習など、次の段階に進むことを検討してもよいでしょう。
ただし、難しい問題に取り組めば必ず学力が伸びるというわけではありません。
基礎が十分に定着しているか、本人がどのような学習をしたいのかを確認したうえで、今の教材が目標に合っているか考えてみましょう。
学研教室の教材が簡単すぎるときの対処法
教材が物足りないと感じても、すぐに退会する必要はありません。
まずは、子どもの理解度を確認し、教室で対応できることがないか相談してみましょう。
子どもがどの問題を簡単だと感じるのか確認する
最初に、子どもがどのような点を物足りなく感じているのかを聞いてみましょう。
例えば、計算問題は簡単でも文章題には苦手意識がある場合と、計算も文章題も十分に理解できている場合では、必要な学習が異なります。
本人が「もっと難しい問題を解きたい」と話しているなら、どのような問題に挑戦したいのかも聞いてみるとよいでしょう。
単にプリントを早く終わらせることだけでなく、理解度や本人の意欲も確認することが大切です。
先生に教材の進度や難易度を相談する
教材が簡単すぎると感じたら、教室の先生に相談してみましょう。
相談するときは、「簡単すぎるので難しくしてください」と伝えるだけでなく、具体的な様子を伝えると、話し合いやすくなります。
例えば、次のように聞いてみてください。
「最近、プリントをすぐに解き終えることが増えました。本人ももう少し難しい問題に挑戦したいと言っているのですが、今の教材で身につけたい力や、今後の進め方について教えていただけますか?」
先生に相談することで、現在の教材を使っている理由や、次の学習に進むために必要なことを確認できます。
先取り学習や教材の進度を調整できるかどうかも、子どもの理解度に合わせて相談してみましょう。
家庭で応用問題を取り入れる
教室では基礎をしっかり身につけながら、家庭では子どもの理解度に合わせて応用問題に挑戦する方法もあります。
例えば、市販の問題集などを利用し、学校で習った内容を使って考える問題に取り組む方法です。
ただし、教材を増やしすぎると、家庭学習の負担が大きくなることもあります。
まずは子どもが興味を持てる問題を少しずつ取り入れ、学校の宿題や教室の課題とのバランスを考えてみましょう。
教材が合わない場合は、ほかの学習方法も比較する
先生に相談しても希望する学習が難しい場合や、現在の指導方法が子どもの目標に合っていない場合は、ほかの学習方法を検討するのも一つの方法です。
例えば、次のような選択肢があります。
- 市販の問題集:苦手な単元の復習や応用問題への挑戦に活用する
- 通信教育:自宅で学習しながら、教材やコースを選ぶ
- 個別指導塾:苦手分野や学習目標に合わせた指導を受ける
- 進学塾:受験対策や発展的な問題演習を重視したい場合に検討する
どれがよいかは、子どもの学力や目標、家庭で確保できる時間、費用によって異なります。
学研教室と塾の学習内容や費用、向いている子の違いについては、こちらの記事で詳しく比較しています。
関連記事:学研と塾を比較!中学生の効果は?両方通った我が家の感想!
学研教室は簡単すぎると感じたら、すぐに辞めるべき?
教材が簡単に感じられても、それだけですぐに退会を決める必要はありません。
まずは、現在の教材で何を身につけようとしているのか、子どもの理解度に合っているかを確認しましょう。
次のような場合は、今の学習方法が合っている可能性があります。
- 基礎的な内容を確実に定着させたい
- 繰り返し学習することで、正確に解けるようになっている
- 学習習慣が身についてきている
- 子ども自身が教室での学習に納得している
一方、基本問題は十分に理解できているのに、物足りなさが続いている場合や、本人が目標としている学習に対応できない場合は、教材の進度や学習方法を見直すことも考えられます。
大切なのは、「簡単だから辞める」「通っているから続ける」と決めるのではなく、今の学習環境で目標に近づけているかを考えることです。
学研教室の効果や向いている子・向いていない子、実際に通って感じたことについては、こちらの記事も参考にしてください。
関連記事:学研教室は意味ない?3年通ってやめた理由と向いている子の違いを解説!
学研教室の教材が簡単すぎると感じるときによくある質問
学研教室では学年より先の内容に進める?
学研教室では、子どもの理解度に応じて学習内容を決めており、理解に余裕がある場合は先取り学習も可能と案内されています。
ただし、どの教材を使い、どのような進度で学習するかは、子どもの状況や教室での指導によって異なります。希望する場合は、先生に確認してみましょう。
学研教室は基礎問題ばかりなの?
学研教室の教材には、基本的な内容に加え、応用力・活用力を育てる問題も含まれています。
ただし、実際に取り組む教材は、子どもの理解度や学習段階によって異なります。今の教材が簡単に感じられる場合は、進度や学習内容について先生に相談してみるとよいでしょう。
教材が簡単すぎる場合、退会したほうがよい?
教材が簡単だという理由だけで、すぐに退会する必要はありません。
まずは、基礎が身についているか、現在の学習内容で目標に近づけているか、子どもが物足りなさを感じているかを確認しましょう。
先生に相談しても希望する学習が難しい場合は、ほかの学習方法と比較して判断することをおすすめします。
まとめ|学研教室が簡単すぎると感じたら、教材のレベルと学習目標を確認しよう
学研教室の教材が簡単すぎると感じる理由には、学校で習った内容の復習が中心になっていることや、子どもの理解度と教材の難易度が合っていないことなどが考えられます。
ただ、簡単な問題を繰り返すことにも、基礎を定着させる意味があります。
大切なのは、問題が簡単かどうかだけで判断せず、子どもが何を理解できているのか、次にどのような学習が必要なのかを確認することです。
まずは先生に相談し、教材の進度や難易度を見直せるか確認してみましょう。それでも物足りなさが続く場合は、家庭学習やほかの学習方法も比較しながら、子どもに合った環境を選んでいくことが大切です。
