「学研教室をやめるべきか?」と悩んでいる保護者の方は、その後の子どもの学習にどんな影響を与えるか、不安や疑問を抱えている人も少なくないと思います。
私自身も、子供を学研教室に通わせた経験があり、その結果、現在は退会しています。
学研教室は基礎学力をしっかりと身につけさせることに特化した教育機関で、多くの子どもたちが通っています。
しかし、通塾の負担や子どもの意欲の低下など、やめることを検討する理由もさまざまありました。
この記事では、私も学研教室をやめた一人として、私の経験から学研教室をやめた理由について深く掘り下げてお話しします。
やめる前に確認しておきたいポイントや、退会後に必要なポイントについても詳しく解説します。
最後まで読んでいただくことで、学研教室をやめた後も子どもの学習を効果的にサポートし、成績を維持・向上させるための具体的な方法を見つけてほしいと思っています。
私の体験が、同じ悩みを抱える保護者の皆さんの参考になれば嬉しいです。
- 学研教室を辞めた我が家の理由
- 学研教室をやめた理由で多いのは?
- 学研教室の退会手続きと注意点
学研教室をやめた我が家の理由
我が家は、子どもたちを学研教室に通わせていた時期がありましたが、通わせてよかったと今でも思っています。
学研教室は、子供にとってちょうどいい学習方法だったですよね。
先生方はとても優しく、子どもたちに対して親身に接してくれました。
子どもたちも楽しそうに通っており、学びの場が楽しいものだと感じさせてもらえました。
月謝のコスパも良く、質の高い教育を受けさせられることに大変満足だったのです。
ただ、我が家は転勤の影響で通っていた学研教室に通えなくなってしまったため、やむを得ず退会することになりました。
引っ越し先では残念ながら近くに学研教室がなかったんです。
学習効果については、上の子は基礎があんまり身についていないと感じることが多かったですが、下の子はしっかりと基礎を固めていると実感しています。
特に下の子は、引っ越しの関係で2年生から進学塾に通っており、応用問題に早くから触れさせることができたため、基礎+思考力が育まれていると感じています。
学研教室での学びがしっかり土台になっていて、より高度な学習に取り組むことができています。
一方、上の子は5年生から進学塾に通い始めましたが、学研教室での学びがあったからこそ、中学生になった現在も学習習慣はしっかり身についており、自分のペースで学習することができています。
こうした経験を通じて、学研教室は我が家の教育の一部であり、今でも通わせてよかったと思っているんです。
ただ、転勤という予期せぬ事情がなかったら、おそらく我が家は小学生のうちは学研教室に通わせていたと思うので、子供達の学力がどうなっていたかはわかりません。
また、調べてみると学研教室を辞める理由は次のように思っている人も少なくないようです。
学研教室をやめた理由で多いのは?
通わせ続けることの難しさ
「学研教室をやめる理由に『毎週通うのが大変だった』と感じる人は多い」と聞きますが、我が家もその一例でした。
親も子どもも、通うのが負担に感じることがありました。
例えば、私が仕事で忙しい時期には、送り迎えが本当に大変でした。
子どもが学研教室を楽しく感じなくなった瞬間もあり、そうなるとますます通うのが苦痛に感じられました。
しかも、習い事と学研教室を併用していると、どうしても時間がないという状況になりがちです。
実際に学研教室をやめた他の家族の話を聞くと、学校の宿題や部活が忙しくなり、学研教室での勉強が負担に感じることが多かったようです。
我が家の場合も同様で、学研教室以外にも習い事があったため、振替があっても週2回の通いが子どもにとってストレスになってしまっていました。
なので、子どもが無理なく学べる環境を作ることが何より大事だと感じています。
楽しく学ぶことができるはずの場所が、逆にプレッシャーになるのは避けたいです。
親が感じる不満点
学研教室には良いところがたくさんありますが、実際に通わせてみると「ちょっと高いな」とか「思っていたより物足りないかも」と感じることあると思います。
学研教室の物足りない感は結構あるあるなんですよね(笑)
我が家も同じで、ちょっと考えさせられる部分がありました。
まさに、「うちの子には合わないかも」と感じる瞬間もありました!
子どもが楽しめない授業を受けている姿を見ると、親としても心配になります。
実際、子どもと親の学習に対する考え方が異なることが多く、このまま通わせても意味がないのではないかと感じる親もいるようです。
子どもが自分に合った学び方を見つけることが何より重要だと思います。
学習効果がない
学研教室では、学校で習うことをさらに深く勉強できるという魅力があります。
実際に、うちの子も学校のテストの点数が上がったり、勉強する習慣が身につくのも良い点です。
しかし、学習効果には個人差が大きいと実感しています。
我が家でも、上の子はあまり効果を感じられず、何度も同じ内容を繰り返しているのを見て、「本当に身についているのかな?」と不安になりました。
また、学校のテストでも基礎問題を間違えるなど、効果は人それぞれです。
一方、下の子はしっかりと学習を吸収しているようで、明らかに成績が伸びています。
学研教室での学びが全ての子どもに合うわけではないんですよね。
家庭環境の変化
引っ越しや転校で家庭環境が変わることは、子どもにとっても親にとっても大きな影響があります。
私自身も、子どもが転校したことで、生活リズムや学習環境が一新されました。
その際、急に受験を決める家庭も少なくないと思います。
我が家でも、受験となると、学研教室だけでは不安に感じることが増えました。
特に、高学年になってからは、塾への変更を考える家庭が多いのも理解できます。
受験のプレッシャーや新しい環境への適応が必要になると、学研教室だけでは不十分と感じることがあるのです。
学研教室のコストパフォーマンス
学研教室に通うのは、やはりお金がかかります。
私たちの家庭でも、月謝や教材費を考えると「この投資が本当に価値があるのか」と悩むことがありました。
特に、他の習い事との兼ね合いもあって、コストを見直さざるを得ない状況になったこともあります。
最近では、通信教材も増えてきていて、学習レベルが高い教材が多いのも事実です。
そのため、コストパフォーマンスを考えると、学研教室だけにこだわる必要はないと感じる家庭も増えてきています。
それでも、学研教室で先生から教えてもらえる学習の効果は貴重だったと思っています。
学研教室をやめるベストタイミングは?
学研教室をやめる前に確認しておきたいことをご紹介していきます。
子どもの学習状況を評価する
やめる前に、子どもがどれだけ学研教室で成長したかを確認しましょう。
学研教室は、すぐに結果が出るわけではありませんが、長い目で見て成績や学習態度に良い影響を与えることがあります。
たとえば、「宿題がちゃんとできるようになったか」「学校の授業についていけてるか」などを見て、やめるかどうかを決めるのが良いです。
学習のサポートができる
学研教室をやめるかどうか迷ったときは、家であなたが学習のサポートができるかどうか、また他にどんな勉強法があるのかを考えてみることが大切です。
家庭学習や他の塾など、やめた後にどうやって勉強するかを決めておくと安心です。
学研教室の退会手続きと注意点
退会手続きのタイミング
学研教室をやめたいと思ったら、やめる月の15日までに先生に伝えなければいけません。
そうしないと、次の月の料金がかかってしまうことがあるからです。
教室指導者との円滑なやめ方
やめるときには、先生に丁寧にお願いを伝えることが大事です。
たとえば、「ありがとうございました」と言って、感謝の気持ちを伝えると、良い関係で終わることができます。
なかなか親と顔を合わせる機会が少ない学研教室でも、最後はしっかり親の出番ですね。
休会という学研教室をやめずに一時停止する方法も
もし「少しだけお休みしたい」という場合は、完全にやめるのではなく「休会」という方法もあります。
休会期間は3ヶ月あります。
休会中はもちろん、月謝を払う必要がありませんので安心してください。
休会を使えば、考えた結果次第でまた通うことができます。
注:4カ月目からは自動的に『復会』となり月謝が発生します
学研教室から転塾のコツと選び方
学研教室と他の塾の比較する
他の塾を選ぶときは、学研教室との違いをしっかりと比較することがとても重要です。
私もこの過程で多くの気づきを得ました。
たとえば、「授業の進め方」や「先生の教え方」が大きなポイントになります。
学研教室では個別指導に特化している部分がありますが、他の塾ではグループ指導や独自のカリキュラムを採用しているところもあります。
自分の子どもに合う塾を探すためには、実際に体験授業を受けるのが良いと思います。
塾によっては数回の体験学習を提供しているので、いろんな塾で体験授業を受けてみることが大切です。
自分の子どもに合った学び方を見つけるために、しっかりと比較検討を行うことが重要です。
我が家も、体験授業を通じて子どもの反応を見ながら、最適な環境を探しました。
その結果、学研教室の良さと他の塾の特色を理解することができ、選択肢が広がりました。
学研教室をやめた理由のまとめ
最終的に、学研教室をやめることを決めたとしても、それが終わりではなく新しいスタートです。
学研教室をやめた理由はさまざまですが、どの理由であっても、その後の自分に合った学び方を見つけることが大切です。
たとえば、自分で本を読んで勉強する、YouTubeで勉強動画を見る、家庭教師を頼むなど、いろいろな方法がありますよ。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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