最近、求人募集でライターの面接を受け、2次試験であるテストライティングを受けました。
最終結果は不合格になってしまいましたが、私がWebライターの面接で質問されたことからわかる合格するために必要なことと、テストライティングを通してWEBライターに求められるスキルについてまとめていきます。
- WEBライターの面接の質問
- WEBライターのテストライティング
WEBライターの面接を受けて思ったこと
仕事の内容について
私が応募したのはコラム記事のお仕事でした。
でも面接で「美容系が多いです」と言われて、正直ちょっと驚きました。
美容の記事ならまだしも、整形に関することになると専門的で、私には難しそうだなと感じました。
しかも、記事を書く以外にも校正やデータをまとめる作業があると聞いて、「思っていたより幅広いんだな」と感じました。
面接で大事にされていたこと
「納期を守れるかどうか」これは何度も言われました。
文章が上手でも、締め切りに遅れたら意味がないんだなとあらためて思いました。
あと、自分の得意ジャンルに頼らずに、きちんと調べて書けるかどうかも重要だそうです。
これはちょっとプレッシャーでもありますが、「ライターって想像以上に責任ある仕事だな」と感じました。
自宅の環境にびっくり
思ってもみなかったのが「作業環境」の話です。
私はパソコンとネットがあれば十分だと思っていたのですが、実際はそうではありませんでした。
安定したネット回線、個室での作業、オンライン会議用のカメラやマイク…。
聞けば聞くほど「在宅でもこんなに条件があるんだ」と驚きました。
確かに、途中で接続が切れたら信用を失ってしまいますよね。
支給パソコンについて
採用されるとノートパソコンを貸してもらえるそうです。
セキュリティの面では安心ですが、正直ノートだけで記事を書くのは画面が小さくて大変そうだなと思いました。
外部モニターを買ってつなげたほうが作業しやすそうだなと感じました。
在宅のイメージとのギャップ
在宅の仕事は自由で気楽だと思っていたのですが、面接での話を聞いてその考えが変わりました。
担当者とのやりとりは多く、打ち合わせも頻繁にあるそうです。
「子どもが近くにいてもできる」と思っていたけれど、実際には難しそうだなと感じました。
在宅ワークだからこそ、自己管理と環境がすごく大事なんだと気づかされました。
WEBライターのテストライティングを受けた感想
一次面接を通過して、テストライティングに挑戦しました。
お題はやっぱり美容系。
- AIは使わないこと
- 1000~1500字程度
- 納期は3日後
- SEO記事
- エビデンスとなる引用・参照元をしっかり明記
- 文章は「です・ます調」で書く
事前にキーワードは教えてもらえます。
ただ、お題となるキーワードが「ビッグキーワード」で上位サイトは大手ばかりの医師監修の記事が多いんです。
SEO記事って難しいと感じた瞬間でした。
しかも、条件を示してくれてはいるもののざっくりしていて、自分の文章力が試されているなと感じました。
他にも「指示を守れるかどうか」は絶対です。
根拠となる引用については、使えるサイトかどうか自分で確認しなきゃいけなくて、大手サイトはNGが多くこちらも苦労しました。
「引用ってこんなに気を使うんだ」とあらためて思いました。
コラム記事って難しい
残念ながらテストは不合格でした。
理由は、どうしてもブログっぽさが抜けなかったことです。
コラムは感想ではなく、根拠をもとに組み立てるものだとわかっていても、実際にやると難しいなと思いました。
しかも、少しAIをリサーチ補助に使ったのもよくなかったかもしれません。
「コピーっぽい」と判断される可能性もあると知って、怖いなと感じました。
WEBライターの面接を通して感じたこと
今回の面接やテストで強く思ったのは、ライターはただ魅力的な文章を書けばいいわけではないということでした。
「文章が上手に書けるかどうか」だけを見られていると思っていたのですが、実際にはもっと幅広い要素が求められていました。
科学的根拠だったり、論理的思考だったり、読者に伝わりやすい表現だったり、言い回しだったり…。
3日の猶予がありましたが、1日中考え込んでいたのが現状です。
そして、作業環境を整えているかどうか。
在宅での仕事だからこそ、安定した通信環境や集中できる作業スペースが必要だと感じました。
たとえ文章力があっても、ネットが不安定で会議に出られないとか、途中で作業が止まってしまうとなると、クライアントからの信頼はすぐに失われてしまうと思いました。
そして、指示をきちんと理解して、的確に形にできること。
テストライティングのときに「条件が細かいな」とも感じたのですが、それもクライアントの要望を正確に反映できるかどうかを見ているのだと思いました。
自分のスタイルや感覚だけで文章を書くのではなく、「相手の期待に応える文章を書けるか」という視点が大事なんだと痛感しました。
さらに、修正依頼が入ったときにどれだけ柔軟に対応できるかも重要だと感じました。
一度提出したら終わりではなく、そこからクライアントの意向に合わせてブラッシュアップしていくことも仕事の一部なんだなと。
そういう積み重ねが「この人に任せても安心」と思ってもらえる理由になるのだと思います。
全部ひっくるめて言えるのは、ライターにとって本当に大事なのは「信頼される人であること」だということです。
スキルや知識ももちろん必要ですが、それ以上に、納期を守る、環境を整える、相手の期待に応える――そうした姿勢がすべてつながって「信頼」につながるんだと実感しました。
正直、大変そうだなと思う部分もありました。
でも、それ以上に「プロとしてやっていくならここまで必要なんだ」と学べたのは大きな収穫でした。
もしまた挑戦する機会があるなら、文章力だけでなく、今回学んだことを全部意識して取り組みたいなと感じています。
まとめ
Webライター面接で重要なのは、文章力だけでなく、専門的なリサーチ力や納期管理、作業環境への配慮です。
美容ジャンルの整形記事など特定分野では、指示を理解し正確に記事を作成できる対応力が採用のカギになります。
信頼されるライターとしての姿勢が最も評価されるポイントです。
最後までご覧いただきありがとうございました。